羽田イノベーションシティ「スマートモビリティ展示」体験!

9月の4連休、羽田イノベーションシティHICity 内各所で、30種類以上のロボットの実演やスマートモビリティ試乗体験が行われており、家族で行ってきたのでレポートします!警備、配送、移動、観光案内など、各自のミッションを忠実にこなすロボットたちに囲まれて過ごす非日常。妙にリラックスできて落ち着く快適空間でした!

最初に体験したのは、こちら。ARアプリをかざすと音声が流れて、富嶽三十六景などの日本アートの解説をしてくれる。

会場内にはたくさんQRコードが設置されていたのだけど、屋外だと音声が聞こえづらかったのは残念。

 

次に出会ったのはこちら。配送ロボットが、自分の後をついてきてくれる。可愛い音楽も鳴ってて、子どもはすごく嬉しそうでしたw

 

自動運転バスにも試乗!黒い線の上を自動走行できるバスです。発車停止などの操作をしていた女性ドライバーさんが、とても上手なバスガイドさんも兼ねられていて素晴らしかった〜。

息子は運転席を間近でみれてご満悦。マーカーを検知して走行しながら、障害物を検知したら安全に停止するという動きでした。運転席にはウェイポイントを表示したアプリ画面も。

 

途中通りかかった犬型ロボットは大人気!ワンちゃんが歩いて行く方へ、みなさんこぞってゾロゾロ・・・ww

 

自動運転車両を降りたあと、レストランの食事では配膳ロボに遭遇。フードコート内の地図情報にしたがって配膳をするそう。

 

気になっていたANAのアバターロボットnewmeも体験!

こちらのデバイスが自分の顔みたいになって、遠隔地を自由に動き回れるというもの。足の部分は2輪のタイヤがついていて、車椅子のような動きができました。

操作は、パソコンから。newmeには音声機能もついているので、遠隔地の様子をみて回るだけではなく、遠隔地の方との会話も楽しめます。

思った以上に、知らない人が寄ってきて「こんにちは〜」と話しかけられるのは、新鮮な体験w  こんなに話しかけないでしょ、普通(笑)。

ロボットだからこそ、コミュニケーションが活性化されるという有用性は、これからさらに注目されそう。だとすると、用途によっては、ロボット自体をあまり人間ぽいデザインにしない(明らかに機械だと思わせる)ほうが、人間側の警戒心は低減されそうですね。

 

こちらは鹿島建設さん開発の、施設内で稼働するロボットの位置情報を把握するシステム。各階にビーコンを設置して、ロボットを検知しているとか。

いま流行り?の人流データ収集も。何時にどこに(属性データが取れればどんな人が)どれだけいたか、過去に遡って解析も可能になるとのこと。空間DXが加速しそうです。

今後は、各社さんが開発している自動運転車両管理ツールや、警備ロボ管理ツールなどとも連携させて、交信できるようにしたいそう。

 

こちらは、2種類の自動運転車両を1名で管理されている様子。1つは私たちが試乗した物。もう1つの車両には、「これから出発します」などの声かけを、ここから行っていました。省人化には1名で複数台のロボットを運用できることは必須だもんね。

 

ロボットの統合管理という点では、TISの「Robotic Base」はかなり感動しました。写真を撮り損ねたのだけど・・。

複数メーカーの異なるロボット群の動きを「Robotic Base」上で一括して把握でき、バッテリー残量などもちゃんと見れた。商業施設や自治体から引き合いが増えているそう。個人的には、ここにドローンのイラストも描かれていた(いずれは統合管理の対象になる?)ことも見逃せない。

他にもいろいろ見たのですが、このへんで。観光ベースだったけど、これはいずれしっかり取材したいなぁ。