ファミリーキャリアコンサルタント、という肩書きを自分につけてから4年ほど経つ。「家庭を自己実現のプラットフォームに」を掲げて、微力ながら悩める方々に向き合ってきたつもりだ。
ご夫婦でお話させていただいた方、
夫婦共同ワークをやってみて本当によかったと泣きながらご報告してくださった方、
逆に、あまりお力になることができなかった方、疎遠になってしまった方、、、
振り返ると、さまざまなご相談や対話の形があって、
どれも同じじゃなく、一期一会だったと思う。
そのたびに、もっとよい伝え方はなかったのか、
話を深めていく技量が足りなかったとか、内省することがたくさんあって、
これが探究というものなのかなと漠然と思ったりする。
「好きで得意なこと」こそ、「強み」だという話を、これまでたくさんの方に伝えてきたけど
いま自分にも、それを言ってあげたい。
好きで得意なことは、放っておいても自然とできてしまうことなので、自分にとては当たり前で、「強み」であると気がつきにくいんだよ、と・・・。
「家庭を自己実現のプラットフォームに」は、とても大切なことだと思うので、
これからも何かしらの形で伝えて行きたいのだけど、
ちょっぴり違和感も生まれてきてる。
男女が結婚して、子供育てて、というのが「普通」という固定観念も潜んでいそうな気がするから。
そうではない生き方もたくさんあるから。
おそらく私にとっては、
「Becoming(なりたい姿に、なり続ける)」ことが第一義で、
「家庭を自己実現のプラットフォームに」は、そのための手段のひとつというか、在り方のひとつなんだろうなと思う。
昨日、今日、桜が散りゆく姿を見て、桜吹雪の魔法にかかったのかも。
頭がクリアに整理されていく感じ。
春よ。その先には、どんな世界が広がっていますか。