●実施年月:2019年 11月
●実施時間:90分
●対象者:仕事と育児を両立する30代従業員男女
●参加人数:10名
●型式:リアル、座学&ワークショップ
[実施内容]
仲間と話し合う「ファミリーキャリアミーティング」
仕事と家庭の両立、共働きで、毎日が慌ただしく過ぎてしまっている従業員様向けに、「自分自身と向き合い、周囲の仲間と話し合う時間」を共有し、現状状の課題把握と解決に繋がる手がかりを掴むきっかけを提供することで、仕事と生活に対するモチベーションの向上を図りました。
[当日のプログラム]
1. アイスブレイク
ライフラインチャートを通じて「再発見した自分」について話し合う
事前課題の「ライフラインチャート」を作成してみて、改めて気がついたご自分の現状や想いについて、シェアすることから始めました。
2. 座学
ファミリーキャリアミーティングとは
座学では、「変遷する夫婦モデル」をテーマに、就労環境の変化に伴い、家庭像や夫婦像が変わってきている現状について、お話しました。
3.ワークショップ①
テーマ:「5つの夫婦モデル」について理解を深める
1つめのワークショップでは、5つの夫婦モデルそれぞれのメリットとデメリットについて、グループごとに話し合い、発表しました。
4. ワークショップ②
テーマ:「わが家のありたい姿」について言語化し、ネクストアクションを描く
2つめのワークショップでは、5つの夫婦モデルのうち、現状の「わが家」はどのモデルを選択しているか、ご自分にとって理想的なモデルはどれかについて、個人ワークとグループディスカッションを行いました。
5. クロージング
夫婦で対話を深めるためのワンポイントアドバイス&ネクストアクションの宣言
最後に、今日の学びをご自宅に持ち帰って、夫婦で話し合うときのワンポイントアドバイスをお伝えしました。そして、参加者お一人おひとりの感想や気づきもシェアし、終了しました。
[アンケート結果]
満足度:3.9(5段階評価で平均・有効回答数 9)
参加者の声(一部抜粋)
・子育てしながら企業で働く者として会社という様々な生活環境や価値観を持った人といかにお互いの理解を深めていくかが重要だと感じた。
・夫婦・家族の在り方にはいろんなスタイルがあるし、時間軸でどんどん変えていけばいいということについてあらためて気づかされたので帰って共有したい。
・普段あまり聞く機会のない同僚の家庭の話を聞くことや、自身の考えを再確認したり発散したりすることができたのはとても新鮮だった。ただ少し時間が短かったのか、もう少し発散したいな・聞いてみたいなという気持ちはあった。
・案内通り「現状把握→これからどうする?」を考えるきっかけになる時間だった。でももう少し現状把握
について深堀りたかった。
人事の方との振り返り
・家族とキャリアや働き方について話すこと・共有することは、会社での仕事や働き方にとても関係ある、ということが分かった。
・仕事と育児の両立、共働きをしている同世代の同僚と、普段はなかなか話し合う機会がないが、このような場を設けることでフランクに話し合うことができ、お互いに心理的安全性を感じたり、横のつながりが生まれやすくなったりする、という想定外の効果があった。