2022年9月23日から10月7日は、24節気の「秋分(しゅうぶん)」です。なんとビッグニュースが飛び出しました。息子が剣道の試合でまさかの優勝・・・!
はやいもので、明日で「秋分」もおわり。
少しずつ冬へと、
季節が移ろう時期に差しかかりますね。
そんなしっとりとした空気感のなか
わが家はビッグニュースに沸いています。
昨年から剣道を始めた息子が
区大会の個人戦で優勝したのです。
団体戦でも大将に抜擢され優勝。
週3回通っている強豪道場では
お稽古でも打ち負けることが大半・・・。
(頑張ってるし、打ち勝つこともあるけど)
選手になる子たちとの歴然とした差を感じる一方で、
今回、大会に出場させていただいたのは
道場に許可をいただいてダブルスクール的に
週1回通っている剣道コミュニティで、
そこでは「強い子、お手本」的な扱いをしていただいているようで、
今回の大会では、その期待に応えて
素晴らしい成果を出すことができたのは、
本人の自信になったのではないかなと。
コロナ対策の人数制限で、会場で応援できなかったので
LINEで結果の知らせを受け取り、
目が飛び出ましたが、びっくりしすぎて声は出ず(笑)。
夏休みも旅行以外は毎日お稽古、
9月に入って学校が始まってからは
毎朝6時に起きて、汗をかくほどお稽古してきたので、よかった。
(冒頭に貼った写真は、稽古前に食べた“おめざ”の和菓子:鶴屋八幡の季節の干菓子です)
その日の夜は、何度も何度も
「すごかった?」と聞いてくる息子。
いつも強豪道場のお稽古では
「自分は弱い」と思い知らされているので
本当に嬉しかったのだと思います。
なので、その日はひたすら褒めて、
翌日、こんな話をしました。
「頑張れば、その分、成果を出せる“可能性が上がる”んだね」と。
頑張っても、必ず結果がついてくるわけではないのが、勝負。
勝てる可能性を限りなく上げていけるのが、日々の稽古。
それは、社会に出てからも同じことです。
仕事やビジネスの場面では、自分が成長し続けるのは大前提で
市況などのほか、いろんな思惑やご縁、相性などなど
結果に差がつく要因はいろいろとあるけれど、
それにめげず、進み続ける胆力と、気にしすぎない鈍感力も求められます。
勝負ごとのお稽古は、心が鍛えられて
とてもよいな・・・と思いました。
*
両方に通い始めてから、いまちょうど半年ほど。
さまざまな先生や同門生と触れ合いながら
お稽古に励む中で、技量も自信も高まったようです。
9月に出場した別の区大会では、初戦敗だったのに
10月の今回は、6戦6勝。1本も取られず勝ち抜きました。
それから、もう1つ、
勝利を支えてくれたのは、
「きみの将来が楽しみだ」と
はっきり言ってくれる大人がいたことかもしれません。
大会の1週間前、
ドローンのお仕事で仲良くしていただいている
ひとまわりくらい上の男性と、わが家と4人で
ご飯を食べる機会がありました。
その方は、息子も何度も会ったことがあって、
その日も会えることを楽しみにしていたのですが、
その方の娘さんと息子さんも剣道されていたそうで
中学時代は、毎週試合や稽古の送り迎えが大変だった、
という話の流れから
「○○君は、その強豪たちに勝って、一番になるんだ。
楽しみだな〜、楽しみが増えたな〜」と、
隣に座って餃子を食べていた息子に
そう、話しかけてくださったのです。
親としては
「プレッシャーかけちゃ悪いかな」
「道場で選手を目指したいとか言うなら、もっと頑張りなよ(怒)」
「通っている道場は強豪すぎて、一緒に稽古させていただけるだけでありがたい…」
などなど、いろんなことを思うのですが(笑)
仲良くしてもらってる親戚のおじちゃん
みたいな方から、期待してるよって言われることは
息子にとっては、ポジティブに働いたのだと思います。
誰だって、期待をかけられた方が伸びる。
誰だって、褒められたらもっと頑張ろうって思う。
私ももっと期待したり褒めたりしたほうがいいなと
餃子を頬張りながら、思いがけず気づきを得たのでした。
さて、次回は「寒露(かんろ)」です。
夫が副業で5日間不在とか、
私の子連れ出張取材とか、
ファミリーキャリア的には踏ん張りどころになりそう・・・・。
頑張ります(笑)!