エアバスのドローン「ゼファーSハップス」が太陽光で25日間連続飛行!

成層圏UAV(Unmanned aerial vehicle:無人航空機)で、ジェット旅客機よりはるか上空を飛ぶため天気の影響を受けず、昼間の太陽光充電だけで夜間も飛行可能。今回は大気圏内での無補給飛行の最高記録14日を大幅に塗り替え、25日間連続飛行に成功した。

An Airbus drone has set the record for the longest continuous flight within Earth’s atmosphere

ゼファーSの翼幅は25m、重さは75kg未満。将来的には100日連続飛行の実現も見込むのだそう。

2017年、Googleが太陽光で飛行を続けるドローンをインターネット通信(5G)の基地局にするという計画を断念している。2018年6月には、Facebookもネット接続用無人機「Aquila」の開発を中止することを発表。

こうしたなか、エアバスの今回の偉業!注目せずにはいられません!!

ちなみに、ゼファーは軍事用と商業用の両方に対応できるよう設計されているそう。一度に何ヶ月も飛行できれば、地球の遠隔地への広範囲かつ持続的なインターネットカバレッジをはじめ、さまざまな用途が期待できる。

日本でも、ミレニアム・プロジェクトとして「成層圏無線プラットフォーム」という空のICT基地構想があったそうで、当時の主目的は温室効果気体の直接観測を行うことだった。こうした動きは収束したようだが、最近では「空飛ぶクルマ」構想がもり上がっている模様。

子どもたちが就職する頃には、、という以前に、幼稚園バスがドローンに変わったり、通学にドローンが許可される日もそう遠くないのかもしれない。そう思うと、ますますドローンから目が離せません〜!