2022年「立冬」のこと – キャリアのあいまに(21/24)

2022年11月7日から11月21日は、24節気の「立冬(りっとう)」です。冬の足音が本格的に聞こえてくる中、初心にかえろうと思う今日この頃です。

 

 

「子連れ出張&帰省」をして

「これってワーケーションの一種では?」と気づいたり

 

仕事は山のようにあるけど、

いったん脇へ置いて、家族で紅葉を見に登山したり

 

来月の遠方取材が早くも数件決まってきたりと、

 

ここ最近も、相変わらず慌ただしく過ごしているのですが

 

「個人は、さまざまな役割の集合体」ということを

改めて意識していきたいなと思っています。

 

 

アメリカの心理学者D.E.スーパーのキャリア論では

人生における年齢や場面ごとに果たすべき役割は異なり、

同時に複数の役割を果たすことで、価値観などが形成されていく、

とされています。

 

これは「ライフキャリアの虹」と呼ばれますが、

複数の役割には、

・家庭人

・子ども

・学生

・労働者

・市民

・余暇人

・その他の役割

が挙げられているのですが、

この理論が発表されたときとは、時代は大きく異なっています。

 

個人的には、最近は、家庭の構成はさまざまなので

「家庭人」は「夫/妻」「親」などのように細分化してもよいのでは、

と思いますし、

 

「余暇」だけでなく「再構築」という役割も必須で、重要視するべきなので

「その他の役割」を膨らませる必要があると考えているのですが、

 

「ライフステージによって、果たすべき複数の役割が異なる」

という根本的な考え方は、

いまの時代、もっと意識するべきではないかと思っています。

 

 

子どもが幼い頃は、「親」としての役割が大きく、

またリソースも多く割きたいと思って

「労働者」としての役割を減らそうと、

週4日勤務正社員など、さまざまな働き方を試したり、

いまでは個人事業主として独立してしまいましたが、

 

子どもが小学校に上がって、少しずつ手がかからなくなってきたいま、

「労働者」としての役割を増やしたいかというと

 

・・・全然、そんな気が起きないです(笑)。

 

 

自分自身を「複数の役割の集合体だ」と

客観的に見つめ直してみると、

「再構築」や「学生」の役割をもっと増やしたいし、

バランスよく複数の役割を担いたい、

そんな願いに気がつきました。

 

 

11月22日からは「小雪」。

あ、その日は水中ドローンの登壇予定だ、、、

労働者の役割は、増やしたくないとはいえ

質も収入も上げていきたいので、

気持ちを引き締めて準備していきたいと思います。